大葉の栄養と夏の食べ方|βカロテン・ビタミンKと保存のポイント

大葉の葉と「大葉の栄養と 夏のおいしい食べ方。」の文字を配置したアイキャッチ画像 美容習慣

はじめに

大葉は一度にたくさん食べるというより、香りや彩りを添える薬味として使われることの多い野菜です。そうめん、冷ややっこ、納豆、魚料理に少し加えるだけで、夏の食卓にさわやかなアクセントを添えられます。

この記事では、文部科学省「食品成分データベース」の食品番号06095「野菜類/しそ/葉/生」をもとに、大葉に含まれるβカロテン、ビタミンK、食物繊維などを整理します。数値は可食部100g当たりの値であり、薬味として1回に食べる量を示すものではありません。

まず結論|大葉は香りと彩りを添える薬味として使う

  • 100g値は比較用:食品成分表の数値は食材同士を比べるための基準として見る
  • βカロテン:体内で必要に応じてビタミンAに変わるプロビタミンAカロテノイドのひとつ
  • ビタミンK:ワルファリンを服用している方は、食事内容や摂取量を大きく変える前に医師や薬剤師へ確認する
  • 夏の食べ方:納豆、卵焼き、そうめん、冷ややっこ、魚や冷しゃぶに刻んで添える

大葉(しそ・葉・生)の主な栄養成分

文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」では、食品番号06095「野菜類/しそ/葉/生」として掲載されています。食品成分データベースの食品情報では、別名に「大葉」、試料に「青じそ」と記載されています。

大葉(しそ・葉・生)の主な栄養成分(可食部100g当たり)
項目 可食部100g当たり
エネルギー 32kcal
食物繊維総量 7.3g
カリウム 500mg
β-カロテン 11,000μg
レチノール活性当量 880μg
ビタミンK 690μg
葉酸 110μg
ビタミンC 26mg

100g当たりの値は食材同士を比較するための基準です。大葉は薬味として少量使うことが多いため、実際の摂取量とは分けて見ます。

βカロテンはビタミンAに変わるカロテノイドのひとつ

βカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変わるカロテノイドのひとつです。NIH Office of Dietary Supplementsでも、βカロテンは代表的なプロビタミンAカロテノイドとして説明されています。

大葉は栄養成分だけでなく、香りや彩りも特徴です。普段の料理に少量添えて楽しめます。色の濃い葉野菜の食べ方も比べたい方は、ほうれん草の記事も参考になります。

ビタミンKとワルファリン服用中の注意

大葉にはビタミンKが含まれます。ワルファリンを服用している方は、ビタミンKを多く含む緑葉野菜をたくさん食べ続けると、ワルファリンの作用を弱めることがあります。

大葉を含め、食事内容や摂取量を大きく変える場合は、医師や薬剤師に確認してください。自己判断で摂取量を大きく変えず、治療上の指示を優先しましょう。

夏の食卓に合わせやすい大葉の使い方

納豆や卵焼きに刻んで添える

朝食では、納豆や卵焼きに刻んだ大葉を添えると、香りのアクセントになります。大葉を納豆に合わせる食べ方を広げたい方は、納豆を食事に取り入れる方法も参考になります。

そうめん、そば、サラダに合わせる

昼食では、そうめんやそば、サラダの薬味に使えます。パスタにも、仕上げに刻んで添えると香りのアクセントになります。夏野菜をもう一品合わせたい方は、きゅうりの記事も参考になります。

肉や魚に合わせて香りのアクセントに

鶏肉、豚しゃぶ、魚などに大葉を合わせると、さわやかな香りを添えられます。主菜に添えるだけでなく、冷ややっこや小鉢に刻んでのせる使い方もできます。冷たい小鉢の選択肢を増やしたい方は、オクラの記事も参考になります。

保存は乾燥を避けて冷蔵・冷凍を使い分ける

青じそ(大葉)は乾燥に弱いため、冷蔵する場合は保存容器やキッチンペーパーを使い、葉が乾きすぎないように扱います。キッコーマン ホームクッキングでは、保存容器にキッチンペーパーを敷いて包み、ふたをして冷蔵する方法が紹介されています。

キッコーマンでは、キッチンペーパーと保存容器を使った冷蔵では約1週間、せん切りにして保存容器で冷凍する場合は約1か月を保存期間の目安として紹介しています。手元に多めにあるときは、すぐ使う分を冷蔵し、使い切れない分を冷凍しておく方法もあります。冷凍すると香りが多少抜けたり、色が変わったりすることがあります。温かいごはんに混ぜるなどの使い方もできます。

大葉としそ、チューブ品の違い

料理で「大葉」と呼ばれるものは、一般に青じその葉です。食品成分データベースの食品情報では、別名に「大葉」、試料に「青じそ」と記載されています。

チューブタイプなどの加工品は、商品によって原材料や栄養成分が異なります。生の大葉と同じ栄養成分とは限らないため、原材料名や栄養成分表示を確認しましょう。

大葉を通販で選ぶなら

大葉をまとめて選ぶ場合は、内容量、産地、保存方法を確認してから、使い切れる量かどうかを見ます。下記は、愛知県産の大葉(青じそ)100枚入りの商品例です。

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よくある質問

Q:大葉を毎日食べるときに注意することはありますか?

A:大葉は薬味として少量使われることの多い食材です。この記事に掲載している100g値を毎日の目標量として考える必要はありません。ワルファリンを服用している方や食事制限のある方は、個別の指示を優先してください。

Q:大葉としそは同じですか?

A:料理で「大葉」と呼ばれるものは、一般に青じその葉を指します。この記事では青じそ(大葉)を対象にしています。

Q:チューブの大葉でも同じように考えてよいですか?

A:チューブ品は商品によって原材料や栄養成分が異なります。生の大葉と同じ栄養成分とは限らないため、原材料名や栄養成分表示を確認しましょう。

Q:ワルファリンを飲んでいる場合、大葉は避けるべきですか?

A:自己判断で決めず、医師や薬剤師へ確認してください。ビタミンKを多く含む緑葉野菜をたくさん食べ続けると、ワルファリンの作用を弱めることがあります。

まとめ

大葉は、香りや彩りを添える薬味として使われることの多い野菜です。食品番号06095「野菜類/しそ/葉/生」では、βカロテン、ビタミンK、食物繊維、カリウム、葉酸、ビタミンCなどが可食部100g当たりの値として示されています。

ただし、100g値は比較用の基準です。薬味として少量使うことが多い大葉では、実際に食べる量と分けて見ましょう。香りや彩りを添えたいときは、そうめん、冷ややっこ、納豆、魚料理などに少量加えると、夏の食卓にも使いやすくなります。保存するときは、乾燥を避けた冷蔵や、せん切りにして冷凍する方法を使い分けましょう。

参考にした公的・専門情報

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