すももの栄養と食べ方|プラム・プルーンの違いと皮・追熟・保存のポイント

すももの栄養と、おいしい食べ方。プラム・プルーン、皮・追熟・保存のポイントを伝えるアイキャッチ 美容習慣

はじめに

すももは、みずみずしい果肉と甘酸っぱい香り、品種ごとに異なる果皮の色が魅力の果物です。「プラム」と呼ばれることもあり、皮ごと食べられるのか、硬いものは追熟できるのか、保存はどうすればよいのかも気になります。

この記事では、公的・専門情報をもとに、すももの栄養、プラム・プルーンとの違い、皮やブルームの見方、追熟・保存のポイントを整理します。

すももの主な栄養成分

すもも(にほんすもも・生)の主な栄養成分(可食部100g当たり)
項目 可食部100g当たり
エネルギー 46kcal
水分 88.6g
たんぱく質 0.6g
脂質 1.0g
炭水化物 9.4g
食物繊維総量 1.6g
カリウム 150mg
β-カロテン当量 79μg
葉酸 37μg
ビタミンC 4mg

出典は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の食品番号07080「果実類/(すもも類)/にほんすもも/生」です。廃棄率は7%、数値は可食部100g当たりで、食べる量の目安ではなく、ほかの果物や食材と比べるための基準値として見ます。

すももには、カリウム、食物繊維、ビタミンC、葉酸などが含まれます。特定の栄養素だけに注目するのではなく、旬の果物のひとつとして、食事や間食に取り入れられます。ビタミンCを含むほかの食材も知りたい方は、ビタミンCを含む食材の考え方も参考になります。

すもも・プラム・プルーンの違い

日本すももは「プラム」と呼ばれることもあります。JAグループでも、スモモは「日本すもも(プラム)」と「プルーンに代表される西洋すもも」に分けて紹介されています。文部科学省の食品成分表では「にほんすもも/生」として掲載され、英名は Japanese plums, raw、学名は Prunus salicina です。

一方、食品成分表では「にほんすもも/生」と「プルーン/生」は別の食品項目として掲載されています。

にほんすももとプルーンの食品成分表上の違い
項目 英名・学名 ポイント
にほんすもも/生 Japanese plums, raw
Prunus salicina
生果
プルーン/生 European plums, raw
Prunus domestica
別項目
プルーン/乾 European plums, dried
Prunus domestica
乾燥品

日本では「プルーン」と聞くとドライフルーツを思い浮かべることもありますが、食品成分表には「プルーン/生」と「プルーン/乾」の両方があります。プルーンは乾燥品だけを指すわけではありません。

カリウム・食物繊維・ビタミンCの見方

カリウムは、すももだけでなく、ほかの果物や野菜、豆類などにも含まれます。カリウムについて個別の食事指導を受けている場合は、その指示を優先してください。

食物繊維は、ごぼうなどの野菜や豆類、海藻にも含まれます。食物繊維を含む根菜も見たい方は、ごぼうの食物繊維と食べ方も参考になります。

ビタミンCは、すもも以外の果物や野菜にも含まれています。甘酸っぱさや香りも、すももならではの魅力です。

皮・ポリフェノール・ブルームの見方

山梨県では、すももの皮にもポリフェノールが含まれると紹介しています。皮の酸味や食感が気にならなければ、食べる直前にやさしく洗い、皮ごと食べることもできます。

表面に白っぽい粉状のものが見えることがあります。これは「ブルーム」と呼ばれ、果実から自然に生じるものです。山梨県では、水分の蒸発を防ぐなどの働きがあり、鮮度を見るポイントの一つとして紹介されています。

選び方と追熟のポイント

品種にもよりますが、選ぶときは表面に張りがあり、ブルームがついているもの、傷や茶色い変色が目立たないものを確認します。形はふっくらとした円形で、持ったときに重みがあるものが目安になります。

まだ熟していないものは、新聞紙で包み、直射日光の当たらない風通しのよい場所で追熟します。果肉に少し弾力が出て、甘い香りがしてきたら食べ頃の目安です。

冷蔵・冷凍保存のコツ

完熟したすももは、新聞紙で包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。山梨県では、あまり日持ちしないため、なるべく早く食べるよう紹介しています。

食べきれないときは冷凍もできます。くし切りにして種を取り除き、金属製のトレイなどに重ならないように並べて凍らせてから保存袋へ移します。生のときとは食感が変わりますが、半解凍でシャーベットのように楽しむ方法も紹介されています。

基本的な食べ方

よく熟したすももは、そのまま食べると、すももらしい甘酸っぱさと香りを味わえます。中央に硬い種があるため、切って食べる場合は種を取り除きます。酸味が気になるときは、ヨーグルトに添える食べ方も手軽です。ヨーグルトの選び方や日々の食べ方は、ヨーグルトの食べ方でも紹介しています。

ジャムやコンポートにすると、すももらしい酸味や香りを生かせます。

よくある質問

Q:すももとプラムは同じですか?

A:日本すももは「プラム」と呼ばれることがあります。文部科学省では「にほんすもも/生」の英名を Japanese plums, raw としています。

Q:すももとプルーンはどう違いますか?

A:食品成分表では「にほんすもも/生」と「プルーン/生」は別項目です。また「プルーン/生」と「プルーン/乾」の両方が掲載されているため、プルーンは乾燥品だけを指すわけではありません。

Q:すももは皮ごと食べられますか?

A:山梨県では、皮が気にならない場合は皮ごと食べてもよいと紹介しています。食べる直前に洗い、食べやすい大きさに切りましょう。

Q:硬いすももは追熟できますか?

A:まだ熟していないすももは、新聞紙で包み、直射日光の当たらない風通しのよい場所で追熟します。果肉に少し弾力が出て、甘い香りがしてきたら食べ頃の目安です。

Q:すももは冷凍できますか?

A:できます。くし切りにして種を取り除き、金属製のトレイなどに重ならないように並べて凍らせてから、保存袋に移します。

まとめ

すももは、甘酸っぱさ、香り、果皮の色が印象的な果物です。「すもも」「プラム」「プルーン」は名前が似ていますが、食品成分表では「にほんすもも/生」「プルーン/生」「プルーン/乾」が分けて掲載されています。

皮やブルーム、追熟、保存のポイントを知っておくと、食べ頃を見極める参考になります。特定の栄養だけを追いかけるのではなく、旬の香りや彩りを楽しみながら、食事全体の中で無理なく取り入れていきましょう。

参考にした公的・専門情報

コメント

タイトルとURLをコピーしました