ルイボスティーを美容習慣に取り入れるコツ|ノンカフェイン・種類と飲み方・注意点

透明なカップのルイボスティー写真と「ルイボスティーを 美容習慣に」「ノンカフェイン・種類と飲み方・注意点」の文字が入ったアイキャッチ 美容習慣

はじめに

ルイボスティーは、南アフリカ原産の植物 Aspalathus linearis に由来するハーブティーです。緑茶や紅茶のようなチャノキのお茶ではなく、純粋なルイボスそのものはカフェインを含まない飲み物として扱われます。

一方で、市販品には、赤いルイボス、グリーンルイボス、黒豆入り、果実風味、ほかのお茶やハーブとのブレンドなどがあります。ブレンド商品では別の原料が加わる場合があるため、カフェインの有無や原材料は商品表示で確認しましょう。

この記事では、ルイボスティーに特定の美容・健康上の変化を約束するのではなく、種類、加工、成分、人での研究の限界、飲み方、注意点を整理します。

ルイボスティーとはどんな飲み物?

ルイボスは、南アフリカで栽培されるマメ科植物 Aspalathus linearis の葉や細い茎を使ったハーブティーです。赤褐色の色合いと、穏やかな香ばしさをもつ商品が多く、ホットでもアイスでも飲まれています。

文献上、ルイボスはカフェインを含まないハーブティーとして扱われます。2019年の分析研究では、発酵ルイボスとグリーンルイボスのサンプルからカフェインは検出されなかったと報告されています。ここでは、純粋なルイボスについて確認された範囲として扱います。

ただし、これは純粋なルイボスについての説明です。紅茶、緑茶、マテ、カカオ、コーヒー風味素材などを含むブレンドでは、商品の中身が変わります。購入前や飲む前に、原材料名や、カフェインに関する表示がある場合は確認しましょう。

「発酵ルイボス」の発酵はどういう意味?

一般に「発酵ルイボス」と呼ばれる赤いルイボスは、茶葉を酸化させる工程を経て作られます。この「発酵」は、コンブチャやヨーグルトのような微生物発酵とは仕組みが異なります。

Food Research International の2019年論文では、ルイボスの「fermentation」は、赤褐色の葉色が作られる過程で、フェノール性化合物が酸化を受ける工程として説明されています。赤い色や風味の形成には、この酸化工程が関わります。

発酵という言葉だけで、乳酸菌飲料などと同じ性質の飲み物として見ないことが大切です。ルイボスは、加工方法によって風味や成分の組成が変わるハーブティーとして見ましょう。

赤いルイボスとグリーンルイボスはどう違う?

赤いルイボスは、酸化工程を経て赤褐色の色合いや香ばしい風味が出るように加工されたものです。日本でよく見かけるルイボスティーの多くは、この赤いタイプです。

グリーンルイボスは、酸化を抑えて加工されるタイプです。加工の違いにより、アスパラチンやノトファギンなどのフェノール性化合物の組成や含有量が変わることがあります。

ただし、色の違いだけで一方が特定の目的に向くと結論づけることはできません。味、価格、入手しやすさ、原材料、飲み方の表示を見ながら、好みに合うものを選びましょう。

アスパラチンなどのポリフェノールはどう見る?

ルイボスでは、アスパラチン、ノトファギンなどのジヒドロカルコン類を含むフェノール性化合物が研究されています。これらはルイボスを特徴づける成分として扱われます。

酸化工程では、アスパラチンやノトファギンなどの成分量が変化することがあります。赤いルイボスとグリーンルイボスで組成が異なるという説明は、加工の違いを理解するうえで役立ちます。

一方で、ポリフェノールを含むことだけを理由に、特定の美容や体調の変化へ直接結びつけないようにしましょう。カリウムなどのミネラルやポリフェノールの含有量は、商品や抽出条件によって異なります。表示がある場合は、商品ごとの数値を確認しましょう。ポリフェノールを含む食品全体の見方は、ポリフェノールを含む食材についての記事でも整理しています。

人での研究はどこまで分かっている?

2023年のスコーピングレビューでは、ルイボスを人が飲む研究について18報、合計488人分の報告が整理されています。対象者、ルイボスの種類、飲用条件は研究ごとに異なっていました。

レビューでは、研究数が限られ、参加者数も多くなく、結果にもばらつきがあるため、より大規模な臨床研究や用量反応研究が必要だとされています。

研究で用いられた飲用量は、そのまま家庭での推奨量を示すものではありません。飲む場合は、商品に記載された抽出方法や飲み方を確認しましょう。

美容を意識した飲み物選びに取り入れるなら

美容を意識して飲み物を選ぶ場合、ルイボスティーは、純粋なルイボスならカフェインを含まない無糖飲料の選択肢になります。甘い飲み物を選ぶ機会が多いときは、無糖で飲めるものを用意しておくと、飲み物の選び方を見直しやすくなります。

ただし、ルイボスティーだけで見た目や体調の変化を期待するのではなく、食事、睡眠、運動、スキンケアなどを含めて考えましょう。飲み物は、生活全体の中の一部です。

カフェインを避けたい時間帯の飲み物を探すなら、水・白湯を取り入れる習慣の記事や、緑茶の栄養成分についての記事も合わせて見ると、飲み物の選択肢を比較しやすくなります。

ルイボスティーを選ぶときのポイント

商品を選ぶときは、まず純粋なルイボスか、ブレンドかを確認しましょう。ブレンドでは、黒豆、果実風味、ほかのハーブ、別のお茶などが加わることがあります。

次に、赤いルイボスかグリーンルイボスか、甘味料が加わっているか、カフェインを含む原料が入っていないかを見ます。ティーバッグ、茶葉、ペットボトルなどの形態によって、抽出方法や保存方法も変わります。

すべての商品に同じ情報が同じ形で表示されているとは限りません。原材料、商品タイプ、抽出方法、保存方法など、購入前に必要な表示を確認しましょう。

※以下の商品リンクにはアフィリエイト広告が含まれます。購入前に、原材料、商品タイプ、抽出方法、保存方法など最新の商品表示をご確認ください。

飲み方とアレンジの考え方

ルイボスティーは、商品に表示された抽出方法を優先します。ティーバッグ、茶葉、水出し用などは抽出方法が異なります。水出しの場合は、商品に記載された抽出時間や保存方法を確認し、それに沿って扱いましょう。ペットボトル商品も、原材料や保存方法を確認します。

ホットでもアイスでも楽しめます。レモン、ミルク、豆乳などを加える場合は、味の好みだけでなく、甘味料や原材料も確認しましょう。飲み物のアレンジを広げたい場合は、レモンの栄養成分と取り入れ方も参考になります。

決まった量や時間帯に飲む必要はありません。ペットボトルや大容量商品の内容量は、商品の容量を示すもので、1回量や1日の推奨量を意味するものではありません。商品に記載された抽出方法を確認し、好みや生活に合わせて取り入れましょう。

飲む前に知っておきたい注意点

ブレンドとフレーバー

純粋なルイボスと、黒豆入り、果実風味、ほかのお茶を含むブレンドでは、原材料が異なります。アレルギーやカフェインが気になる方は、商品表示を確認しましょう。

甘味料とペットボトル商品

無糖の商品もあれば、甘味料や香料が加わる商品もあります。甘い飲み物を控えたい場合は、栄養成分表示や原材料名を見て選びましょう。

体質や個別の制限がある場合

医療者からハーブ飲料や食事について個別の制限を受けている場合は、その指示を優先してください。妊娠中・授乳中や子どもについて判断に迷う場合は、医療者へ相談しましょう。飲用後に明らかな体調変化がある場合は、無理に続けないでください。

よくある質問

Q:ルイボスティーはカフェインを含みますか?
A:純粋なルイボスそのものは、文献上カフェインを含まないハーブティーとして扱われます。ただし、ブレンド商品では別の原料が加わる場合があります。商品表示を確認しましょう。

Q:赤いルイボスとグリーンルイボスはどちらを選べばよいですか?
A:赤いルイボスは酸化工程を経たタイプ、グリーンルイボスは酸化を抑えて加工されたタイプです。成分の組成は異なりますが、どちらかが美容や健康によいと決めつけず、味、価格、原材料、抽出方法で選びましょう。

Q:「発酵ルイボス」は発酵食品と同じですか?
A:同じではありません。ルイボスで一般に「発酵」と呼ばれる工程は、茶葉の酸化工程を指します。菌の働きで作る発酵飲料とは別に考えましょう。

Q:毎日飲む必要がありますか?
A:毎日飲む必要はありません。一律の摂取量は示されていないため、商品の抽出方法や飲み方を確認し、飲み物の選択肢として好みに合わせて取り入れましょう。

Q:ルイボスティーに美容や健康への効果を期待できますか?
A:人を対象とした研究はありますが、研究数や参加者数はまだ限られ、ルイボスの種類や飲用条件も研究ごとに異なります。利尿作用や便秘に関する変化を含め、特定の美容・健康効果が一般的に確立しているとはいえません。飲用後にトイレの回数やお腹の調子など気になる変化がある場合は、無理に続けないようにしましょう。

参考情報

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まとめ

ルイボスティーは、南アフリカ原産の Aspalathus linearis に由来するハーブティーで、純粋なルイボスそのものはカフェインを含まない飲み物として扱われます。

赤いルイボスは酸化工程を経て作られ、グリーンルイボスは酸化を抑えて加工されます。アスパラチンやノトファギンなどの成分は加工によって組成が変わることがありますが、それを美容や健康上の変化へ直結させないことが大切です。

選ぶときは、純粋なルイボスかブレンドか、赤かグリーンか、甘味料やカフェインを含む原料がないか、抽出方法や保存方法を確認しましょう。飲み物の選択肢として、好みに合わせて無理なく取り入れてください。

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