しいたけの栄養と食べ方|食物繊維・ビタミンDと生しいたけ・干ししいたけの違い

白い皿に盛ったしいたけの写真に「しいたけの栄養と食べ方」「食物繊維・ビタミンDと生しいたけ・干ししいたけの違い」と書かれたアイキャッチ画像 腸活

はじめに

しいたけは、汁物、炒め物、煮物、炊き込みご飯などに使いやすい、香りとうま味のあるきのこです。この記事では、食品成分表で確認できる食物繊維、ビタミンD、カリウム、葉酸などの値と、生しいたけ・乾しいたけの違い、日々の料理への取り入れ方を整理します。

ここでいう「生しいたけ」は食品成分表上の生鮮品を指し、生で食べることをすすめる意味ではありません。しいたけは十分に加熱して食べましょう。

しいたけの主な栄養成分

生しいたけ(菌床栽培・生)と乾しいたけ(乾)の主な栄養成分(可食部100g当たり)
項目 生しいたけ(菌床栽培・生) 乾しいたけ(乾)
食品番号 08039 08013
エネルギー 25kcal 258kcal
水分 89.6g 9.1g
たんぱく質 3.1g 21.2g
食物繊維総量 4.9g 46.7g
カリウム 290mg 2200mg
ビタミンD 0.3μg 17.0μg
葉酸 49μg 270μg

どちらも可食部100g当たりの代表値です。乾しいたけは水分量が大きく異なる別食品項目で、1食分の比較や乾燥による単純な増加率を示すものではありません。

生しいたけと干ししいたけの違い

「乾燥しいたけ」「干ししいたけ」と表記されることもありますが、食品成分表では「乾しいたけ」という名称が使われています。

食品成分表では、生しいたけでも「菌床栽培・生」と「原木栽培・生」は別の食品番号です。代表値として、08039の生しいたけ(菌床栽培・生)はエネルギー25kcal、食物繊維総量4.9g、カリウム290mg、ビタミンD0.3μg、葉酸49μgです。

一方、08042の生しいたけ(原木栽培・生)はエネルギー34kcal、食物繊維総量5.5g、カリウム270mg、ビタミンD0.4μg、葉酸75μgです。生しいたけでも栽培方法により食品成分表の項目が分かれています。

乾しいたけ(08013)は乾いた状態の食品項目です。戻して料理に使うことが多いため、100g値をそのまま普段の食事量として受け取らず、生鮮品とは別の見方をしましょう。

食物繊維・ビタミンD・うま味をどう見る?

生しいたけ(菌床栽培・生)100gの食物繊維総量は4.9gです。100gは比較用の単位で、1食分や1日の推奨量ではありません。

ビタミンDは、生しいたけ(菌床栽培・生)では0.3μg、乾しいたけ(乾)では17.0μgです。これはそれぞれ別の食品項目の値であり、家庭で乾燥させれば同じ値になる、という意味ではありません。

農林水産省のうま味に関する解説では、干し椎茸のうま味成分としてグアニル酸が紹介されています。しいたけは香りとうま味を料理に活かしやすい食材として、汁物や煮物、炊き込みご飯などで使いやすい存在です。

食物繊維を含む野菜や穀類もあわせて見たい場合は、ごぼうの食物繊維と食べ方、主食側の選び方は発芽玄米の食べ方が参考になります。

しいたけの基本的な食べ方

汁物
味噌汁やスープに入れると、しいたけの香りとうま味を汁ごと楽しめます。味噌汁の具材として考えるなら、味噌を使う食べ方もあわせて確認できます。

炒め物・焼き物
肉や卵、ほかの野菜と合わせると、主菜や副菜に使いやすくなります。油や調味料の量は料理全体で調整しましょう。

煮物・炊き込みご飯
生しいたけも乾しいたけも、煮物や炊き込みご飯に使いやすい食材です。乾しいたけの戻し汁を使う場合は、煮物や汁物など加熱する料理に利用します。

乾しいたけ
乾しいたけは戻してから料理に使います。戻し汁には風味が出やすいため、料理のだしとして活用できます。

食べる量はどう考える?

食品成分表の100g値は比較用で、しいたけの1日の推奨量ではありません。生しいたけと乾しいたけでは水分量が大きく違うため、100g値だけで優劣や実際の摂取量を決めないことが大切です。

食事では、しいたけだけを多く食べるより、主食、たんぱく源、野菜、海藻などと合わせて料理全体で考えましょう。海藻を取り入れる考え方は、乾燥わかめの目安と注意点にも整理しています。

食べる前に知っておきたいこと

生しいたけは、生鮮品という意味の「生」であり、生食用という意味ではありません。食品安全委員会のデータベースに収載されたフランスANSES等の注意喚起では、生または加熱不十分なしいたけによるシイタケ皮膚炎について注意が示されています。

生・乾燥・粉末にかかわらず、商品表示や調理方法を確認し、しいたけは十分に加熱して食べましょう。きのこでかゆみや違和感が出たことがある方、食事制限がある方は、無理に量を増やさず、必要に応じて医師や専門家に相談してください。

家庭で保存・冷凍する場合は、状態や包装を確認し、商品表示がある場合はその案内に従いましょう。

しいたけを選ぶなら

※以下の商品リンクにはアフィリエイト広告が含まれます。購入前に内容量、産地、保存方法、配送条件など販売ページの最新情報をご確認ください。

生しいたけを選びたい場合
八色しいたけの返礼品は、生しいたけ1kg、産地名は新潟県南魚沼市、配送方法は冷蔵と確認できます。

乾しいたけを選びたい場合
徳島県小松島市の返礼品は、乾燥しいたけ小500g、徳島県小松島産と確認できます。乾物として使う場合も、戻した後は加熱料理に使いましょう。

よくある質問

Q:しいたけは毎日食べてもいい?
A:特定の効果を目的に量を決めるのではなく、料理や食事全体に合わせて考えましょう。体質に合わないと感じる場合は無理に続けないでください。

Q:しいたけに1日の目安量はある?
A:食品成分表の100g値は比較用で、1日の推奨量ではありません。生しいたけと乾しいたけでは水分量が違うため、同じ100gでも意味が変わります。

Q:生しいたけは生で食べられる?
A:この記事の「生しいたけ」は生鮮品を指します。生食をすすめる意味ではありません。しいたけは十分に加熱して食べましょう。

Q:生しいたけと干ししいたけはどう違う?
A:生しいたけは生鮮品、乾しいたけは乾いた状態の別食品項目です。成分値は可食部100g当たりの比較であり、1食分の優劣を示すものではありません。

Q:干ししいたけの戻し汁は使える?
A:乾燥しいたけ(干ししいたけ)を戻すときは商品表示の戻し方を確認し、戻し汁は煮物や汁物など加熱する料理のだしとして使えます。

参考資料

関連記事

まとめ

しいたけは、食品成分表で食物繊維、ビタミンD、カリウム、葉酸などを確認できるきのこです。生しいたけ(菌床栽培・生)、生しいたけ(原木栽培・生)、乾しいたけ(乾)は、それぞれ別の食品項目として見る必要があります。

普段の料理では、100g値を1食分に置き換えず、汁物、炒め物、煮物、炊き込みご飯などに合わせて使うのが現実的です。乾しいたけは戻し汁も料理のだしとして活用できますが、使うときは加熱する料理に入れましょう。

「生しいたけ」は生鮮品という意味で、生食をすすめるものではありません。しいたけは十分に加熱し、体質や食事制限に合わせて無理なく取り入れてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました